「ランドマーク」って御存知ですか?
幼い頃の馴染みの風景が変わらぬ状態で残されいて、その土地を離れて、20年後30年後に立ち寄った時に「確かにここだった!」という安心感と郷愁。長い年月、歳を経ても「その道」を歩くと、必ず想い出す、50年も前の出来事。歳月が流れても、まるで、「タイム・トリップ」したような。懐かしい安堵と癒し。
そんな処(場所)があれば・・・。それは「ランドマーク」認定。という事です。町に愛される「ランドマーク」は、必ず、人々の心を癒してくれます。
筑豊には飯塚に「嘉穂劇場」という「劇場」としても、まさに文化財ものの「建物」があります。水害に見舞われ、再起不能かと思われる程の被害でしたが、立派に再建されました。地域の全国の心ある「劇場ファン」に支えられ、建物が持っている「パワー」が再建に繋がったと思います。人々の心に宿っている「劇場」当時のままです。新しく生まれ変わり、又これからも確実に歴史を繋ぎエンドレスで芝居は続けられるでしょう。
以前、大スターでした御存知の「北九州し立美術館、図書館を設計されました「磯崎新氏」のテキストを送ります。(少し難解ですが、どうぞ。)
「建物が残った」-近代建築の保存と転生(まえ書き参照)